平取町、日高山脈の山奥に旭という集落がある。主要道路からも離れているため、まわりには車も人も皆無である。
車を走らせていると、広い畑のような場所の奧に鳥居が見えたので止まってみた。ここは昔旭小学校だった場所で、今は廃校となって建物は記念館として残っている。さっき畑のように見えた鳥居の前の土地は校庭だったのである。仮に旭神社と呼んでおくが、神社庁のリストにも載っていない小さな神社である。
これは旭小学校だった建物。校庭だった場所は草が生え始めて自然に還ろうとしている。鳥居は校庭の奧にぽつんとある。
すっきり晴天なのが余計に寂しさを増大させる。
入り口にはさびたジャングルジムが横倒しになっていた。でもなぜ横倒しに?
注連縄も切れそうになっているが、鳥居自体は結構きれいである。
社殿はなんかやたらときれい!ちょっとびっくりした。まだ住人の信仰は失われていないということか。
珍しい形式の手水舎である。 ・・・ちがう?
神社に登る途中に、持ち主のいないお手玉が一つ。最近落としたもののように新しい。
なんかこの神社は全体的に昨日まで人がいたような不思議な雰囲気がある。
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