下町の代表格ともいえる深川は開発が始まったのが1600年当たり、1657年の明暦の大火後には計画都市として再整備された。江戸期を通じて富岡八幡や深川不動尊の門前町として一大観光地となり、岡場所も形成される。
深川祭りは山王祭、神田祭とともに江戸の三大祭として有名。3年に一度の祭りは本祭りと呼ばれ、120数基の神輿が町を練り歩くという。日本一重い一の宮神輿と呼ばれる神輿も展示されている。
今の大相撲の元となる勧進相撲はここが発祥である。境内には歴代横綱の名を刻む碑が建てられている。

深川の観光といえばここか深川不動尊というのは昔からの伝統である。

2階建ての本殿。城の天守閣のようです。

八社がまとまった社殿長屋。境内には17の摂末社が建ち並ぶ。
一つの社殿に同居している神社もある。左の扉の社殿がそう。祖霊社と花本社の合祀殿である。

長屋の隣は弁天池。錦鯉がたくさんいる。

奧には七渡神社・淡島神社合祀の祠がある。神の使いの白蛇が時々出てくるそうだ。

この神社の目玉の一の宮御輿と二の宮御輿。特に一の宮御輿は重量は4.5トンという超弩級の重さ。あまりに重すぎて、作った最初の年に担がれて以来、ただの展示品になってしまった。ダイヤやルビーをあしらうという贅沢すぎる一品である。

歴代横綱の名を刻む横綱力士碑。横綱のほか、9割6分というとんでもない勝率を誇った江戸時代の名力士、雷電の名前も見られる。
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亀戸天神が近かったりする。