神社と歴史と風光明媚
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神田明神

祭神
大己貴命 少彦名命 平将門神

創建
730年

所在地
東京都千代田区
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 都内108町の総氏神といわれる、とっても古い神社。東京十社の一。神田の名前は伊勢神宮の田んぼがあったことに由来するらしい。現在地に遷座されたのは、家康が江戸城から表鬼門にあたる場所においてから。それまでは大手町付近にあった。
 神田祭は江戸三大祭りとして有名。江戸城内にも入って将軍が閲覧したと伝えられる。
 祭神には平将門が入っているが、元の神田明神が将門の首塚の近くにあり、たたりを鎮めるのに合祀されたためである。平将門は江戸の守り神として徳川一族から崇拝されたが、戦前の皇国史観からは逆賊と見なされ、一時期祭神から外れていた。が、戦後復活している。将門ほど評価が揺れ動く人物も珍しい。


鳥居に神田神社の社標。正式名称が神田神社なのである。


総檜造の随神門をくぐると開けた境内が現れる。


大黒様の像があるのは祭神の大国主神と同一視されているから。しかし七福神の大黒様の姿と神話の大国主のイメージがかぶらないんだけど、と常々思う。


幕末期に制作されたらしい石獅子。再建とあるが、元の獅子山は震災で破壊された。


弥都波能売命(みつはのめのみこと)をまつる水神社。江戸時代に日本橋魚河岸の人々に崇敬された。魚河岸が築地に移ってからは築地にもこの神社の遙拝所が建てられているという。


スサノオを祀る江戸神社。創建はなんと702年!本家よりも30年も古い。


猿田彦大神、塩土翁神、天孫瓊瓊杵尊を祀る籠祖神社。つづら造り職人に崇拝されたらしい。

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医科歯科大の裏にある。

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