見たとおり地平線の見える大地にぽつんと鎮座する金刀比羅神社。
創建は多分明治か大正期。現時点で日本で最も東に位置する神社。納沙布岬からすぐのところにある。
納沙布の集落以外は牧草地か荒野が広がり、その何もなさが日本の果てへの到達感を盛り上げてくれる。
納沙布岬には望郷の家という北方領土の資料を展示した施設があり、国後や択捉などの集落の事細かな地図や写真なんかが展示してある。ここで初めて留夜別村とか蘂取村とかを知った。まさに「消えた村」の在りし日の姿を見る事ができる。
この辺は日本最東端を売りにしているのか、看板には「日本最東端の幼稚園!」「日本最東端の小学校!」「日本最東端の中学校!」「日本最東端のセイコーマート!」 こんなのが目白押しである。
神社正面。納沙布岬は観光地だが、この神社に参拝に来るのはよっぽどの物好きぐらいである、と思う。
向こうに見えるのは平和の塔。左のはなんだろう?
紫ってのはあまり見ない。なんかおしゃれ。セレブの色。
神社のむこうには四島のかけ橋と呼ばれるオブジェ。アーチの太くなっている部分が北方四島を表すらしい。
ここにもある。根室でよく見るこのフレーズ。
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岬からほんとにすぐそこ。まわりには何もない。