札幌市の幹線道路である国道5号線沿いに鎮座している。旧社格は元村社で、郷社にも申請したらしいが、戦後の社格制度の廃止で認定には至らなかったようだ。諏訪神社の名の通り、もちろん信州からの入植者が創祠した。日本全国の諏訪神社が諏訪大社、つまりよその土地の神をお迎えするという形がほとんどなのに対し、北海道ではもともと地元に祀っていた神様をお連れする、という形なのが北海道の神社の特色である。そういう意味では(今はどうかは知らないが少なくとも入植当時は)神社に対する愛着というか信仰心はことのほか強かったのではなかろうか。
5号線に面した鳥居をくぐると意外と暗い。木が植えられているからだと思う。
社殿は石段で一段高くなったところにある。左手には社務所があるが、見た感じ結構古い建物だ。木造の校舎がこんな感じだった気がする。
絵馬もたくさん。住宅地の真ん中だけ合って参拝者も多いんだろう。
社殿の右手奥に廻ってみると・・・おっと、スヌーピー風の犬小屋とそこに転がる毛のカタマリを発見。
参拝者に尻を向けて幸せそうに寝る犬。人間には全く関心がなさそう。
近づいてもこの通り。目だけ開けてカメラの方を見たが興味なさそうにまた寝てしまった。
毛がぼさぼさだけど、なんて和む寝顔。こいつに決して番犬はつとまるまい。参拝者に吠えられても嫌だけど。
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