儒教の寺院(孔子廟:こうしびょうという)ということになるんだろうが、宗教法人というわけでもなさそうなので一応史跡という扱いで。今湯島聖堂を管理しているのは財団法人斯文会という団体である。
御茶ノ水駅から聖橋を渡ったところにある。ちなみに聖橋の聖は湯島聖堂とニコライ堂を由来とするらしい。第5代将軍徳川綱吉によって創建された。隣接して1797年には昌平坂学問所が開設されている。
実は訪問時は全体的に工事中だった・・・。入れたのはここの杏壇門から。 杏壇とは・・・山東省曲阜にある孔子の教授堂の遺址のこと・・だそうです。名前の通り、本家の杏壇には杏の木が植えられていた。 山東省曲阜市は孔子の生誕地。孔子にまつわるたくさんの文化財が残る世界遺産。
門の両脇にはたくさんの絵馬がかかっていた。学問所だったためか、受験生に人気があるようだ。
門をくぐるとそんなに広くないスペースがあり、目の前に孔子を祀る大成殿。真っ黒な外観は日本の寺や神社とはまったく印象を異にする。
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神田明神のすぐそばである。